ホスピス病棟のご利用案内です。穏やかな日々が送れますよう、お手伝いいたします。

ホスピス病棟について
ホスピス病棟は、悪性腫瘍で積極的治療をしない選択をされた方に、辛い症状を緩和する医療、温かな看護、介護を提供しています。そして、御殿場の四季折々の豊かな自然の中で穏やかな時間を過ごしていただけます。
職員やボランティアによる時節の行事やレクリエーションなどを通し、ご家族とともに、思い出を紡ぐことができます。その際に、ご家族が宿泊できるお部屋もご用意しています。
また、ご自宅で療養されている方で、痛みや辛い症状を一時的に緩和する必要がある場合には、短期入院もお受けしています。
ホスピス入院の対象となる患者様について
ホスピス病棟は、原則として入院される方を積極的治療が困難な悪性腫瘍と診断され、生命予後が6ヵ月未満と予想される患者様とさせていただいております。
また、患者様ご本人がご自身の病名と病状を理解されており、ホスピス病棟への入院を希望されている事が必要となります。
但し、認知症や脳に病変が及んでいて患者様ご本人がご病気の事を理解出来る状態にない場合は、この限りではありません。
尚、長期予後が予想される場合でも、症状コントロール目的の短期入院はお受けしております。
また予約制で緩和ケア外来の受診もお受けしております。
分かりづらい点などございましたら、遠慮なくご相談下さい。
ホスピス病棟入院までの流れ
1.ホスピス入院相談、および病棟見学
ご本人様、ご家族様から、事前にお電話をいただいたのち、平日9時30分~16時30分までの間に来院していただきます。医療ソーシャルワーカーがご本人様の病状や、当院へのご希望などを伺います。入院のご希望が前提であれば、現在かかっている病院の主治医の先生に診療情報提供書、当院所定の判定用質問用紙(血液検査データ含む)の記入、および画像(X線・CT・心電図)データーを送っていただけるように依頼してください。
2.外来面談の設定
診療情報提供書、当院所定の判定用質問用紙(血液データ含む)、画像(X線・CT・心電図)データー、入院申込書(ご家族記入用)がすべて準備できましたら外来面談日程を決定するためにご連絡いたします。
3.ホスピス外来面談(ホスピス外来受診)
決められた日時に来院してください。
詳しい病歴や現在の症状などをお伺いし、総合的に入院の適応を考える場とさせていただきます。
* ご本人の体調が悪く来院できない場合は、症状を把握しておられるご家族様の代理受診となります。その際は、患者様の保険証が使用できませんので、自費診療として5000円が必要となります。あらかじめご了承ください。
4.判定会
面談終了後、入院判定基準に則り、入院の適否を最終的に判定します。判定委員会をとおると正式に入院の予約となります。
5.ホスピス入院
ベッドが空き次第、入院のご連絡をさせていただきます。
病室のご案内
部屋タイプ | ベッド数 | 室料 |
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個室(トイレ付) | 18床 | 差額室料無し |
バス・トイレ付個室 | 2床 | 3,300円/日 |
お問い合わせ
ホスピス病棟への入院をご希望の方は、地域連携室・ソーシャルワーカーにご相談下さい。
電話 | 0550-87-0004(代) 地域連携室 高村 |
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電話受付時間 | 月曜 ~ 金曜 午前9時 ~ 午後5時 |
お問い合わせフォーム
メールでのお問い合わせはこちらのフォームをご利用ください。担当者からご回答させて頂きます。
なお、回答まで2~3日ほどかかる場合がございますので、お急ぎの方はお電話にてご連絡下さい。
患者様をご紹介下さる先生方へ
この度は、患者様をご紹介下さいましてありがとうございます。
つきましては、ご多忙のところ恐縮ですが、「診療情報提供書」の臨床経過に加えて、判定用質問用紙の記載をお願いいたします。
お手数ですが以下のファイルを印刷してご利用願います。